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[簡単な書評&まとめ]アナタはなぜチェックリストを使わないのか?

アナタはなぜチェックリストを使わないのか?【ミスを最大限に減らしベストの決断力を持つ!】 [ハードカバー]
アトゥール ガワンデ (著), 吉田 竜 (翻訳)

「ファスト&スロー」に載っていたので買って読んでみました。

この本、表紙が、帯なしだとカッコ悪いんですよね・・・

それはともかく、

全体を通して、チェックリストは有効だよ!特に、頭脳労働者や複雑な行動をする専門家にこそ、チェックリストが効果的なんだ!!!という主張。

パイロットや、医者(著者は医学部の准教授)の例が出てくる。

実際チェックリストを作る際に参考にしたのは、高層ビルを立てる際のチェックリスト。

シンプルで、一時停止点がストレスにならず、

そして、人間らしさを失わないチェックリスト。

最終ページには、チェックリスト作成のためのチェックリスト(笑)があります。

ここだけコピーして、机の前に貼っています。

GTDとか、仕事を楽に、しかも、よりレベルアップして行う、という思想を感じました。

こんな本でした。

もし図書館であれば、最期のページをチラッと見て、それから購入を考えればいいと思います。



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ホモ・サケル 主権権力と剥き出しの生

ホモ・サケル 主権権力と剥き出しの生 [単行本]
ジョルジョ アガンベン (著), Giorgio Agamben (原著), 高桑 和巳 (翻訳)



訳者の高桑先生は、三年前に習った先生。とっても良い先生だったので、いつかは読んでみたいと思っていた。

知識としては、フーコーの生政治を知っていると良いと思う。

どういうものか、というと、アウシュビッツの人間と、ホモサケルに共通点を見出したもの。「何故人を殺してはいけないのか」という問題にも、大きな答えを与えてくれるだろう。

こういう本は初めて読んだが、分からないということは無かった。しかし、理工のテキストの論理の明快さとは似ても似つかないので、正直戸惑った。まだ頭の中では整理できていない。どれとどれが同じ側の概念なのかがよく理解できていない。すみません。

テーマ : 書評
ジャンル : 本・雑誌

臨床心理学における科学と疑似科学

臨床心理学における科学と疑似科学 [単行本]
スコット・O. リリエンフェルド (編集), ジェフェリー・M. ロー (編集), スティーブン・J. リン (編集), Steven Jay Lynn (原著), Jeffrey M. Lohr (原著), Scott O. Lilienfeld (原著), 厳島 行雄 (翻訳), 横田 正夫 (翻訳), 齋藤 雅英 (翻訳)

全く知らない専門分野なので読むのは難しかった。p113の第一部までは読んで、それからはまとめや結論を読んでいった。実際、結果を読んでしまってからの方が分かり易い。

本書のp380からが大きな主張だと思う。まだ、十分な科学的心理学はなされていない、その組織は出来つつあるが上手に通俗的な心理学を変えないといけない。

本書では統計的手法で有意かどうか見分けている。大学初等レベルの統計は知っておいた方が分かり易いだろうし、その程度なら難易度は高いけれど、知っておく価値はあると思う。

第一部では臨床医が疑似科学的になってしまうこと。様々なバイアスによって、正しいフィードバックが得られにくいそうだ。これは意外だった。診断についても、専門家であっても大学院程度であってもあまり効果は変わらないらしい。

DSM-IVという方法も何度か出てきたが、知らないからどうしようもなかった。これもやや疑わしいところがあるそうだ。

ロールシャッハテストやニューエイジ治療は正確ではないということや、プラセボの効果が非常に大きいこと、児童の発言にバイアスがかかっていることもあることは知らないことだった。
また解離性同一障害のこれからも興味深かった。



一般の人が読むのはなかなか大変で、心理学専攻か、かなり好きで科学的根拠の欲しい人は読めると思う。

テーマ : 書評
ジャンル : 本・雑誌

失楽園

失楽園 上・下
ミルトン (著), John Milton
John Milton (原著)
平井 正穂 (翻訳)



聖書を分かり易くしたような物語。感情がこもっていて読み易い。

これもう聖書でいいよ。と思った。一人の人間が書いたにしては、完成度が異様に高いのは題材が良いから?

神曲に比べて、天使よりも悪魔がメインのように書かれています。勿論主役はアダムとイヴですが。

傑作と言いたいところですが、洋書で読んでから評価したいです。

テーマ : 書評
ジャンル : 本・雑誌

文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの (上)

文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの (上) (単行本)
ジャレド・ダイアモンド (著), 楡井 浩一 (翻訳)



端的に言えば、著者は頭が良いなと思った。

広い知識を分析している。

この本にあるのは、当時の状況と、何が起こったかの説明と、どうして滅びたか。

これらの変奏曲。

様々な文明で、同等の考察がされている。

モンタナの章は、あまり面白くなかった(現代の普通の都市で、問題は隠れている=ゆるやかに崩壊している)

文明崩壊の要因(生態系)は、

森林伐採
植生破壊
土壌問題
水資源管理問題
鳥獣の乱獲
魚介類の乱獲
外来種による在来種の駆逐・圧迫
人口増大
一人当たり環境侵害量の増加
(p.17)

もちろん、他国との貿易が途絶えてしまった、という事例もある。

伐採によって滅んでしまったイースター島の”物語”は心を打った。

場所場所によって、鳥獣の量や、森林の成長度合いが違う。

この違いが、崩壊の引き金になる。…グリーンランドの章

ある土地で出来た生活習慣が、他の土地にはそのまま当てはまらない。

信仰や民族の違いによっても、こだわりに固執し過ぎたためにやがて人口を抱えきれなくなる。

崩壊の要因(潜在的)は

環境被害
気候変動
近隣の敵対集団
友好的な取引相手
環境問題への社会の対応
(p.26)

上巻は、プロローグが肝だ。

後は、具体例になっている。

しっかりした調査、考察、章の最後にまとめ。非常に良い形式だし、内容もしっかりあると思う。


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Yuki

Author:Yuki
東京大学理科一類
物理工学科進学
そのまま院進学
医生系海外院行きたい。
よろしくおねがいします。

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