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現代語訳 舞姫/Teach Yourself Essential NLP 2010



久々に読んだ本(理工学書以外)を書くチャンスが出来た。

まずは『現代語訳 舞姫』。
中学か高校の時に授業で読んだが、原文だったので、読む気がしなかった。そこで訳として買ったのだった。

それからかなり月日が経つのだが、原文の感じ、昔の日本語の、今よりも洗練された語感が堪らなく美しい。

冒頭の『石炭をばはや積み果てつ』(意:石炭はもう積んでしまった)。古文をやったから、親しんだから、案外すんなりと読めるものだ。最近、フランス語に手を出してみたが、やはり日本語の表現力は非常に豊かだ。言語自体もとても難しい。世界の中でも指折りの魅力的な言語だと思う。日本語を第一言語として生まれ育ったのを、この年にして、嬉しく思う。

さて、内容に移る。これは鴎外の実体験を元にしたものだろうか?という疑問を読んでいて抱いた。解説を読む限り、そうでもあるし、脚色された部分もあるそうだ。女のエリスも、謎に包まれているそうだ。

今の時代では、単に海外に行って、女の人に出会い、嫁がれ、国と海外での生活との板挟みに会うことは、それほど想像するに難くない。しかし、森林太郎の帰国は1888年とあるように、明治が始まり、日清戦争が勃発する前だ。西洋に追い付け追い越せで派遣されたであろう鴎外。その経験を読んだ一般庶民、彼らはこの舞姫をどのように感じただろうか?

おそらく、心情うんぬんよりも異文化を感じたのだろう。海外に行くのは不可能に近い時代だった。そう思って読むと、非常に多くの内容を、シンプルに、しかし、風景・心情が豊かに書かれてあることに気付き、驚くのであった。

今回私もイギリスに人生で初めての海外旅行をしに行ったが、やっぱり何もかも違う世界だ。いくら伝聞で知っていても、一度は行ってみないと分からないものだと思う。ドイツ語は第三外国語で学んだから、ぜひとも行ってみたいものだ。




次はEssential NLP。

これはイギリスのケンブリッジの本屋で買ったものだ。私自身は物理学以外に、心理学に興味があって、日本では少ない、と感じながらも探しては読んでいた。今回は遂に洋書だ。しっかりした本で洋書を通読出来たのは初めてのことなので、嬉しい。

内容は多岐に渡り、有名な概念(アンカーだとか、ラポールとか)はもちろん、多くの日常で使える方法論も載っていたから満足できた。

本音を言うと、こういった本の書評は難しい。この本はリファレンス的に使われるものなのだろう。困った時に、ここを読むといった風に。心理学の体系だった本はなかなか見つからない。一冊だけならどれ?、と言われたらこの本が現状ではベストだろう。※NLPは実践のものなので注意。同時に買った洋書に、Understand Psychology(未読)がある。

最後に一つだけ、不思議に思うのが、殆どの概念を一般の日本人は習わないし知らないということだ。心理学を使わないのは、電気を使わないようなものなのに。
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Yuki

Author:Yuki
東京大学理科一類
物理工学科進学
そのまま院進学
医生系海外院行きたい。
よろしくおねがいします。

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