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向日葵の咲かない夏/医者という仕事/ 種の起源/現代物理学の世界/統計力学/相対性理論/ニュー・リッチの世界/プラネテス

お久しぶりです。

まあ、ネットに何かを書く時間は無かったので。

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫) (文庫)
道尾 秀介 (著)
 二日。三~四時間で読了。

p.464からの解説の部分が良い。この話は、少年のノスタルジアと思いきや、
ミステリと思いきや、
異常性愛ではなくてサスペンスで、ぐるっと一巡して、ファナティックとなって、やれやれと思った。

単純に、文章を追えば分かる内容は、読み取れた。
でも、それはネタバレの核心ではない。サイトを巡回して、やっと理解させられた。
読んでいる時の違和感が核心。あれ?と何となく違和感がありながらも、物語は進む。

できそこないの物語。
道夫秀介という作家が出来損ないではなくて、…。本当によく出来ている。
悔しいなあ。でも、「さよならを教えて」というゲームを知っていたから、同系統ということは分かっていた。
作者精神病まなかったかなあ。


医者という仕事 (朝日文芸文庫) (文庫)
南木 佳士 (著)
 一日。

「医者になろうか?」と迷った。
いろいろ調べ、海外の制度やらなんやら調べ、医者の人生も気になって、読んでみたのがこの本。
良いエッセイだ。

低姿勢

これに尽きる。
医者はやがて死ぬ一人の人間だし、その気持ちで患者と接することが理想。心身擦り切れるけれど。
驕ってはいけない。医者だってそうだし、僕らも、そう。
(芥川賞をとった話が出てきて、初めて知って驚いた。)

種の起源〈上〉<下> (光文社古典新訳文庫) (文庫)
チャールズ ダーウィン (著), Charles Darwin (原著), 渡辺 政隆 (翻訳)

一週間と少し。

読み辛い。訳者は素晴らしい。ダーウィンも悪くない。
社会に(きっとよくない)インパクトを与えるから、いい加減なことは言えない。
ダーウィンがそういう人だったからかもしれないが、慎重に議論されている。

内容は重複がある。読むなら、解説(現代の生物学が分かるから)→第十四章→作者のいろいろな解説
→ダーウィンの各章末のまとめ→本文という流れがいいと思う。

読んでいて混乱するのが、ダーウィン時代の考えが、こうであろうと今思われていることと違うこと。
著者が[]内で補足をしているのだが、それでも足りなかった。解説はして欲しいけど、いい加減なことも言って欲しくない。
まあ全訳を読むのがベターだと思う。

生物への畏敬が芽生える。

この本自体は、かなりまとまっていて、普通に良い本だと思う。名著というかは微妙だけれど、かなり優れている本。
感想終わり。

以下気になったところなど。(時間かかりそうだ…)数字はページ数。

上巻
32 そうなると、枝変わりという現象により、変異が生じる原因の大半は胚珠か花粉、あるいはその両方にあるのであって、

それらが受粉する前に親植物が受けた処置に影響された結果なのであるという私の説が裏づけられることになる。

・よく分からない?何が遺伝して、何が遺伝しないのか。

38 個体の成長段階にある時期に初めて現れた特徴が、子孫でもそれに相当する時期よりいくらか早い時期に現れる傾向があるということである。

・本当?どうして?

39 特異性が初めて現れる場合に限られるものであり、卵子に精子に作用するそもそもの原因に関することではない

・遺伝しないの? 

84 変異を起こす原因としては、生殖器官に影響を及ぼす生活条件こそが頭抜けて重要であると思う。

・飼育栽培品種についての話だが、自然環境とやはり違うものなのか?文献全体的にデータが欲しい。(急いでいたから仕方がないけれど)

108 種とはきわめて顕著な特徴をもつ永続的な変種にすぎない

・至言

339 完璧さに関する判断基準など最初から存在しないのだ。

・自然界の完成度を褒める人に対する言葉。まっとうな判断だと思う。

340 母性愛も(中略)母性の憎悪も、共にまったく同じ自然淘汰の冷酷な原理なのである。

・この後、モミの花粉を散らす方法で賞賛するに抵抗がある、とある。賞賛に値するって、賞賛って339に反すのでは?

376 ミツバチの本能

・実際にどう作るのか、(小生の頭のせいで)いまいちわかりませんでした。図が欲しい。

下巻

47
・理解できない。系統のせいにできるのかなあ?よく分からないよ、といった感じか?

61
・変異性の度合いは類縁関係が遠くなると、薄れる。変種間雑種と、稔性の高い種間雑種を繁殖させると変異ができる。
長期だとどっちでも形質の一様性は保持されるらしいが、長期的ではどっちなのかなあ?ねーどうなんだろうね??

67
・ごくわずかな違い種類間、生活条件がすこし変わると、生物の活力と稔性は高まる

74
・中間的な変種の化石がどうして見つからないのか?について
 地層のことだけで片付けられる問題なの?
108も似た感じ。

172・化石ができるには、沈降+上昇が必要。その間に膨大な時間が経過する。上昇中には化石は出来ない(と小生は思う)。
地質学の記録は不完全。

218・大陸が動いでいることが分からない時代だからこその、試行錯誤。鳥による輸送、氷河の移動など。

272・障壁を超える+現地の生物と生存闘争に勝たないといけない

288「適応形質ないしは相似形質」
・似ているのは、生活習慣ゆえか?それとも、類縁関係ゆえか?

293 「形質が属を作るのではなく属が形質を与えるのだ」というリンネウスの言葉

312 ・ビスカチャという齧歯類の形質が有袋類に似ているのは、共通祖先の形質を持っているからだろう

335 ・子の時の違いは、親になった時の違いより小さい。子と親の比率も異なる。

349 不用になった器官は、おそらく変異を起こしやすい。変異に対して自然淘汰のチェックが働くなるからだ。
351 たとえるなら痕跡器官は、単語の綴りの中の発音されない文字だろう。
なるほど!!

352由来という要素

353最初に挿入された段階に相当する成長段階に生じるよう遺伝していく。この原理に基づけば、発生学の主要な事実を理解できる。
・相同部位は、胚の段階ではよく似ている。

364・シルル紀以前の生物群が見つからないのは何故か?

370ふつうは同種個体どうしの闘争がいちばん厳しい。同じ理由で、同種の変種間の競争もそれに劣らないくらい激しくなる。
それに続くのが同属の種間競争である。しかし、

379同じ属の種どうしで異なっている種特有の形質のほうが、同属のすべての種が一致しているその属特有の形質よりも変異しやすい。

403・要約と結論の最後。感動のクライマックス!本で読むべし。

423・ダーウィンフィンチについての逸話は伝説だった。そうだったの。

424「変化を伴う由来」「分岐の原理」

うー。疲れた。結局、第十四章を読んで先におけば良かった。


現代物理学の世界 トップ研究者からのメッセージ (講談社基礎物理学シリーズ) (単行本)
二宮 正夫 (編集)
 一時間くらい。

研究テーマをさらっと、きっかけやメッセージを丁寧に読んだ。
程よくまとまっていていい。(ただ、物足りない人はいるだろう)
以下、適当にまとめたもの。

10 『物理学はいかに創られたか』がきっかけ(小学)
『ファインマン物理学』(高校)進路決定
『ランダウ・リフシッツ』(大学)徹底的に

・敵わねえな。

11失敗を恐れず自由にアイデアを 既存のものはさっさと消化して、(中略)独自性を追求

・敵わねえな。

20研究者になることだけ目指してきた(大学時)
21「今が大切」 
 常に徹底的に追求することが重要

28「物理は1つ」ということが実感
29広い分野に常に興味+意欲的に新しいアイデアを吸収する努力
 最初の飛躍は大きく、詰め慎重に
 自分を信じる 自問自答を繰り返す フィードバックをかける コミュニケーション 楽観的で前向き

48論理性 積み上げ 緻密な思考力

88Physics Todayのカオスについての論文
プリゴジン(Prigogine)の本
→まだやることがある!

97『ソフトマターの秩序形成』今井正幸

110流行に流されず、面白いと思うことを自分の頭で考える
思考実験して、楽しむ

120湯川秀樹の論文
大学初年次までの数学+論理性+英語力+職人

160発表もしっかり

169好奇心、想像力、創造力

186乱流輸送理論 よく分からない
187才能とは努力出来る能力
 人より秀でるためには、人並みのことは一応全部できる一般人であること
 change
challenge

統計力学 (講談社基礎物理学シリーズ) (単行本)
北原 和夫 (編集), 杉山 忠男 (編集), 二宮 正夫 (編集), 並木 雅俊 (編集)

分かりやすい(というか、式変形しやすい)けど、厳密じゃない。

高校生でも分かる、というのでもいいけど、よくある物理の教科書みたいに、暗記になったら良くない。

トピックは面白そうだから途中(§4 カノニカル分布)で止めるのは勿体無い気もするがまあでも…!

授業で分からないところまではやれたのでよし。

相対性理論 (講談社基礎物理学シリーズ) (単行本)
杉山 直 (著), 二宮 正夫 (編集), 北原 和夫 (編集), 並木 雅俊 (編集), 杉山 忠男 (編集)

p.120からテンソル解析のために役に立つかも

ニュー・リッチの世界 The New Rich World (単行本(ソフトカバー))
臼井 宥文 (著)  
簡単なメモ。いい加減です。

192 ①経済のグローバル化に対応できる少数エリート
②専門分野に通じたスペシャリスト
③低賃金で雇える多くの労働力

177『有閑階級の理論』から、お金持ちにとって生産的な活動は不名誉の象徴。だから、免除と絶縁。そして顕示的消費。

137PT(永遠のトラベラー)
 5つの別の国で生きるライフスタイル
 ①国籍
 ②ビジネスを営む国
 ③実際に住む国
 ④資産運用をする国
 ⑤バカンスを楽しむ国
タックスヘイブンを上手く利用するらしい。

60ニューリッチのニーズは
 資産防衛
 教育
 アンチエイジング
 エンターテイメント
 セキュリティ
だって。

あとは、大体が具体例でした。働いたら大金持ちではないらしい。そんな世界初めて知ったよ。
しょっちゅう出てくる英単語が読みにくくて邪魔でした。
光文社ペーパーバックス、本の外見しっかりしていないし、高いよ。

プラネテスって漫画を読んだ。結構好きだな。
参考:向日葵の咲かない夏/道尾秀介
ネタバレ感想
http://www5a.biglobe.ne.jp/~sakatam/book/himawari.html
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Author:Yuki
東京大学理科一類
物理工学科進学
そのまま院進学
医生系海外院行きたい。
よろしくおねがいします。

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