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わたしを離さないで/ぼくが医者をやめた理由

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) (文庫)
カズオ・イシグロ (著), 土屋政雄 (翻訳)

これが傑作。

Never let me go
秀作。訳もいい。1Q84よりいい。
十代から今までの回想がそのまま小説になっている。小説を書くために大いに参考になった。
人とは違った子らが運命に呑まれてゆく。
一人では物語れない。
自然の描写は少なくてもよい。余計な比喩も要らない。
物語自体の持つ力強さと、じっくり盛り上げていく忍耐力。
会話は他者とのコミュニケーション。小説内でも、他者として会話しないといけない。

最終章を読む前に、手が止まってしまった。私は車内で泣いていた。
解説もまた、素晴らしい。あの解説をこの書評では超えられないだろう。だから、言わなくてもいいだろう。



ぼくが医者をやめた理由 (角川文庫) (文庫)
永井 明 (著)

p.170 現在の医学で、がんを救うことはできない。あきらめるしかない。しかし、死に至る過程を救済する、
たとえ錯覚であったとしても、それならできるような気がする。でも、医者にはできない。できるのは、あなたの大切なひとだけだ。

我慢、嘘、人間関係、虚勢に耐えられない。作者はそんな風だったのではないか?

p.238 とにかく忙しかった。時間がなかった。ものを考える時間、遊ぶ時間という結構なものではない。
食事の時間、睡眠時間の確保もむずかしかったのだ。

体力のある人。腰を低くし続け、世のしがらみを耐え切れる人もしくは、しがらみに無関心でいられる人。

残念ながら、作者に共感は出来なかった。

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テーマ : 書評
ジャンル : 本・雑誌

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Author:Yuki
東京大学理科一類
物理工学科進学
そのまま院進学
医生系海外院行きたい。
よろしくおねがいします。

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