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『空の境界』

『空の境界 上下』奈須きのこ 講談社

褒めていないので、好きな人は以下の文を読まないで下さい。

ずいぶん昔に買い、初っ端で断念し、受験を経て、今日上巻を300ページまで読み、下巻も合わせ残りの500ページくらいを読み飛ばした。

無駄に長い。会話文のスペースが多い。擬音語の表現が人を小馬鹿にしているようで、それが上手に見えないから達が悪い。もはや使わない文学的死語を割と使う。

ダッシュ(―)や、空白の使い方がライトノベル的。何故ここで文学的にしないのか分からない。§0を付けている効果が良く分からない。

世界観が微妙だ。具体的なことを言い過ぎて俯瞰が出来ない。言い替えると状況を把握するのが難しい。時系列順にしていない意味が分からない。

語り手が幾度も変わるが、書き方は左程変わっていない。皆同じに見える。

内容について。

カオス。

残虐的、反社会的、犯罪的な内容を入れることによって、何か素晴らしい視座が開かれるということがあったらよい。が、良く分からなかった。

女主人公の設定が好きな人は入り込めるのかもしれない。

後半バトルものの流れになる・・・これが好きな人もいると思うが、それで押し切って欲しくない。お決まりの展開に堕して欲しくない。

超常能力はそれ程良いものでも無し、欲しいものでも無し、想像する気にならないもの。この小説の「非日常」は「読者の日常」と隣り合わせに感じられただろうか???

血の描写、グロテスクなものの写実的描写は、あからさま過ぎて拒絶してしまう。異常さを出したいなら、いったんは読者に感情移入させて、後からじわじわとおかしくしていくと良いと思う。

非個性的、個性的でしかないキャラクター、

異常者を異常者として書くような在り来たりの表現、

狭いセカイで終わり、

平凡な少年が非凡な少女に無心に惚れ、

刺激的な表現で感情を動かそうとしても、

それは全て、小説という虚構として認識されてしまう。
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ジャンル : 本・雑誌

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東京大学理科一類
物理工学科進学
そのまま院進学
医生系海外院行きたい。
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