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ツァラトゥストラ

ツァラトゥストラ (中公文庫) (文庫)
ニーチェ (著), 手塚 富雄 (翻訳)




読んでみると、岩波に比べて全体のつながりを感じながら読むことが出来た。

中公のように、注釈があるほうが解釈がしやすかった。

ニーチェのこの作品は詩的に書かれているため、一読では何を言いたいのかはっきり分からない場合もあった。

超人思想、町に下り畜群に説く。

理解されなかったために、山に戻り、月日が流れ、高人と出会う。その間に生まれつつある永劫回帰思想。

やがて高人も、自分の説くべき相手ではないと悟り、再び下る。

踊る、生の意思、幼さ。古代ギリシャ的精神。

形骸化した、従うことによる悦楽を得るための宗教、

全てはむなしい、

教養主義

に真っ向から対立する概念をニーチェは持ち出す。

ツァラトゥストラの言葉は魅力的だ。しかし、彼が相手にした者も、鏡に映った彼自身だ。

彼を信じれば幾分ましだろうが、既存の概念を信じていた頃と本質的には変わらない。

だから、彼を、信じるべきではない。

そう思いながら読むのはとても時間がかかった。読み終わったのは2月11日。

彼の語る言葉は美しく、比喩に満ちている。

ほんのあとがきに、本書のまとめもあり、役に立った。


本を読んで考えたこと、思ったことなど


神は死んでも、再び造られる。

死後の世界を望むことと、永遠を欲することは根本的に何が違うのか?

結局、どう生きるかは、その人が決める。人はそれぞれが異なる神を造る。

神を持っている人は、強いのか?

地上に生きる。⇔天国に生きる。

己を越えてゆくために、人類は進む。

ヒトは死ぬが、人間は死なない。

汝の欲するものを求めよ。価値は己で決めよ。

結果は自分で引き受けよ。自分が生きよ。

創造せよ。

運命を意思で乗り越えよ。

宿命は―永劫回帰か?

服従から意思、然りへ。

絶対的なものなど、もともと無かった。

深く、深く…。

分かるように語れ。同情はするな。

更に先へ。心を持った機械へと…。時代は進む。

自分が惨めだと思うような生き方はやめよ。自分を乗り越えよ。


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物理工学科進学
そのまま院進学
医生系海外院行きたい。
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