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光の指で触れよ

光の指で触れよ 池澤夏樹

前作、『すばらしい新世界』と打って変わって、家庭の危機が訪れる。ヨーロッパの世界で新しいスピリチュアルな生活を始めようとする妻と娘、脱サラ農家になる夫、そして浮気相手。

表現自体は流石だし、文章も構成も上手いしとても自然でいい物語だと思うのだが、何故か古く感じてしまう。それは前作がサクセスストーリーなのに対して、今作が家庭と現代の不和を描いているだからかもしれないし、震災と原発事故によってもっとカオスな世界に足を踏み入れたからかもしれない。

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ジャンル : 本・雑誌

ご冗談でしょう、ファインマンさん

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫) [文庫]
リチャード P. ファインマン (著), Richard P. Feynman (原著), 大貫 昌子 (翻訳)

ファインマンさんが幼少期から、科学に親しんで、科学をしていること、特に数学的なセンスがあることが分かります。

広い好奇心と行動力を持っていて、時にはいたずら好きな面も見せるわけですが、それならどこかにいそうな子なわけで、ファインマンが違うところは、論理的な推測を立てているところです。こういう使い方は私はあまりしてこなかったので、なるほど数物に強くなるわけだと思いました。

案外、心理学への興味があったらしく、インチキを解き明かすところ辺り、読んでいてすかっとします。

金庫と、ただ聞くだけ?のところが特に面白かったです。ぶっちゃけ、理系の人の読みものな気がします。


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STEINS;GATE 蝶翼のダイバージェンス:Reverse STEINS;GATE2 形而上のネクローシス:Reverse

STEINS;GATE 蝶翼のダイバージェンス:Reverse (角川スニーカー文庫) [文庫]
三輪 清宗 (著), 坂井 久太 (イラスト), 5pb.×ニトロプラス (原著)
STEINS;GATE2 形而上のネクローシス:Reverse (角川スニーカー文庫) [文庫]
三輪 清宗 (著), 坂井 久太 (イラスト), 5pb.×ニトロプラス (その他)

読みました。前回の、分厚い方に比べると、思っていたほど驚きや新鮮さがないというか、この作品ならでは、という感じがあまりしなかったという印象です。

steins gateの世界観を知っている前提で読むにしては、客観的な説明が多過ぎ、知らない前提では厄介な説明に振り回される、そんな塩梅でした。

やはり助手が大好きな人が、紅莉栖がその時々何を思っていたのかな、というのを知って愛でる、そんな感じの読み方になるのでしょう。現状の二巻までの感想ですが、今後化けることに期待です。


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そして、僕はOEDを読んだ

そして、僕はOEDを読んだ [単行本]
アモン・シェイ (著), 田村 幸誠 (翻訳)

この本は、OED、Oxford English Dictionaryを全部読んだという辞書好きの人のメモです。

見出しのアルファベットごとに、その時の感想が書かれていて、

面白いと思った単語の説明がされています。

この前読んだ、聖書男の方が、体験談として読んでいて面白かったです。

ぶっちゃけ、これは辞書です。体験談も腹を抱えるというより、クックッと独り静かに笑う感じです。辞書好きの人なら面白いのかもしれません。でも、そういう人は辞書を読む気もします。


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ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉 (岩波現代文庫) [文庫]
リチャード P. ファインマン (著), Richard P. Feynman (原著), 大貫 昌子 (翻訳)

物理学者ファインマンのはちゃめちゃな人生・・・今の自分が読むと、凄い人というよりも(勿論、冒頭で級数展開して暗算でe^2.2だったかな、を求めてしまう発想はなかなか凄いのですが)先輩から話を聞いているような感じがしました。そのため、将来はこんな感じなのかなと想像して楽しめました。

胸のすくような話も、多彩すぎるファインマンの栄光も、日本語はめんどいというところも、上手な翻訳のお陰で楽しく味わいました。

一方で、物理法則を知っていながら具体例をあげられない人の例が出ていたり、面倒な計算をせずセンスで答えを出してしまう辺りは、とっても見習わなければいけないと思いました。

ファインマン物理学1~5は教養時代に何とか読みとおしたのですが、話が多い印象がありました。今になって思えば、その話は、物理法則をセンス良く解釈したもので、確かにあっさりと結論が出ていました。

最近は殆ど数式を追っているような物理の勉強しかしていない気がします。友人とも、時々、これって自明か?と言っているのですが、まだまだすっきり分からないことが多いです。

ボンゴを叩いている写真が中にあるのも、ただ叩くのが好きだというわけではなく、物理の具体例を、というファインマンの意図があったことを初めて知り、やっぱりセンスだなあ、と思いました。


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Yuki

Author:Yuki
東京大学理科一類
物理工学科進学
そのまま院進学
医生系海外院行きたい。
よろしくおねがいします。

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